エアコンから水漏れする7つの原因と対処法|修理費用の目安も解説
この記事でわかること
- エアコン水漏れの主な原因
- 自分でできる応急処置とチェック方法
- 業者に依頼すべきケース
- 修理・クリーニングの費用相場
- 水漏れを防ぐ予防方法
エアコン水漏れの主な原因7つ

エアコンの水漏れは、内部の結露処理がうまくいかないことが原因です。代表的な原因を整理すると以下のとおりです。
原因1|ドレンホースの詰まり
エアコン内部で発生した水(結露)は「ドレンホース」を通って外へ排出されます。このホースにゴミや虫が詰まると、水が逆流して水漏れを起こします。
原因2|ドレンパンの汚れや破損
結露水を一時的に溜める「ドレンパン」がカビやホコリで詰まったり、破損すると水があふれます。
原因3|フィルターや熱交換器の汚れ
フィルターや熱交換器に汚れが蓄積すると空気の流れが悪くなり、結露が過剰に発生して水漏れにつながります。
原因4|内部の結露(水分が多すぎる)
湿度の高い時期に長時間冷房を使うと内部がびっしょり濡れ、処理しきれず水漏れすることがあります。
原因5|取り付け不良(傾き)
エアコンが水平に設置されていないと、ドレン水が正常に流れず室内側にあふれます。
原因6|冷媒ガス不足による異常結露
ガスが不足すると熱交換器が冷えすぎて結露が異常発生し、水漏れの原因となります。
原因7|経年劣化や部品故障
長年使用したエアコンはドレンポンプや部品の故障によって水漏れすることがあります。
自分でできる応急処置とチェック方法
すべての水漏れが業者対応になるわけではありません。以下は自分でできるチェックリストです。
- フィルター掃除:2〜3週間に1度水洗い
- ドレンホース確認:先端にゴミや虫が詰まっていないかチェック
- 水平確認:水平器でエアコンが傾いていないか確認
- 送風運転:使用後に送風運転で内部を乾燥
業者に依頼すべきケース

次のような場合は専門業者に依頼する必要があります。
- フィルター掃除やホース確認をしても改善しない
- 水漏れを繰り返す
- ドレンパンや部品の破損
- 冷媒ガス不足や内部の故障
修理・クリーニングの費用相場
水漏れ修理やクリーニングの費用目安は以下のとおりです。
作業内容 | 費用相場 |
---|---|
フィルター清掃(自分で可能) | 0円 |
業者クリーニング | 8,000〜15,000円 |
ドレンホース清掃・交換 | 5,000〜10,000円 |
部品交換(ドレンパンなど) | 5,000〜20,000円 |
冷媒ガス補充 | 10,000〜20,000円 |
水漏れ原因と対応の目安
原因 | 自分で対処できる? | 業者依頼の目安 |
---|---|---|
ドレンホース詰まり | ○ 確認・清掃可能 | 繰り返す場合は業者 |
フィルターの汚れ | ○ 掃除可能 | 改善しなければ業者 |
ドレンパンの破損 | × | 部品交換が必要 |
冷媒ガス不足 | × | 専門業者のみ対応 |
取り付け不良 | △ | 再設置は業者 |
エアコン水漏れを予防する方法

- 2〜3週間ごとのフィルター掃除
- 年1回の業者クリーニング
- 梅雨・夏場は送風運転で内部乾燥
- 正しい設置と定期点検を心がける
まとめ|水漏れは放置せず早めの対処を
エアコンの水漏れはドレンホース詰まりや汚れなど簡単に解決できる場合もあれば、ガス不足や部品故障など専門対応が必要なケースもあります。
放置すると床や家具を濡らす被害や本体故障につながるため、早めに原因を確認して対処しましょう。
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